【経歴】杉田雷麟さんのデビュー秘話とその後の俳優人生とは!

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俳優・杉田雷麟さん(すぎた・らいる、2002年12月10日生まれ)は、栃木県出身の新鋭俳優です。
2017年のCMデビューから、映画・ドラマ・配信作品へと着実にステップアップし、数々の賞も受賞しています。
ここでは、デビュー秘話に焦点を当てながら、その後の来歴や出演作、受賞歴、俳優としての志などを詳しく整理していきます。

目次

基本情報

  • 本名:杉田雷麟 ※芸名ではなく本名です
  • 生年月日/出身地:2002年12月10日、栃木県出身
  • 所属事務所:株式会社アレ所属
  • 特技・趣味:小学生からサッカー、ボクシングを続け、高校時代には読書や洋画鑑賞も好きだったと語っています

経歴とデビュー秘話

出演のきっかけと“デビュー秘話”

もとは中学生までサッカー選手を目指していた杉田さんですが、14歳頃に将来を考え、事務所のオーディションを受けました。
「俳優なら続けてきたサッカーも無駄にならず、役として刑事にもなれる」という思いからの進路変更だったそうです。
その最初の舞台が、ニチバン・ケアリーヴのシネアド「母と娘、恋の味方」篇CMでした。
このCMで男子中学生役として出演し、芝居初挑戦ながら自然な演技で注目を集め、結果としてデビューの足がかりとなりました。

ドラマ初出演と衝撃のオーディション体験

翌2018年、WOWOWドラマ『イノセント・デイズ』で俳優として歩み始めます。
さらに同年9月放映のテレビ東京55周年特別企画『Aではない君と』では、佐藤浩市さん演じる吉永圭一の息子・青葉翼役に、子役オーディションで勝ち抜いて起用されました。
特に印象的だったのは、佐藤浩市さんとの初対面の場面です。
佐藤さんから「この世界で食ってくのか?」と問われ、杉田さんが「はい」と即答したことで強い好印象を与えました。
さらに「納得するまで付き合う」「お前がカメラを止めたいと思ったら何度でも止めろ」と言われたともされ、この言葉が彼の俳優としての歩みをより強く後押ししました。

映画『半世界』で一気に注目を集める

2019年、阪本順治監督の映画『半世界』で稲垣吾郎さん演じる主人公の息子・明役を演じ、その演技が高く評価されました。
第41回ヨコハマ映画祭で最優秀新人賞、第34回高崎映画祭で最優秀新進俳優賞を受賞し、若手俳優としての地位を確立しました。
この作品でのターニングポイントとしての成長は、本人も後にインタビューで語っており、「俳優として越えなくてはいけない壁にぶつかった」と振り返っています。

その後の代表作とキャリアの蓄積

映画では『教誨師』(2018)、『そらのレストラン』『長いお別れ』(2019)、『罪の声』(2020)、『孤狼の血 LEVEL2』(2021)、『山歌』(2022、主演)、『プロミスト・ランド』(2024)、『ミッシング・チャイルド・ビデオテープ』(2025)など多数出演しています。
ドラマでは『ラジエーションハウス』『エール』『ここは今から倫理です。』『鎌倉殿の13人』『神の子はつぶやく』『痛ぶる恋の、ようなもの』『TRUE COLORS』『19番目のカルテ』(第2話出演、2025年7月放送予定)など注目作に連続して出演中です。

特筆すべき役作りとインタビューでの言葉

『プロミスト・ランド』(2024)では、マタギ文化に関する深い理解と身体的演技が求められる現場で、撮影前から山に入り現地のマタギの方に教えを乞うなど、役に徹底的に打ち込んだ姿勢が注目されました。
また、『ミッシング・チャイルド・ビデオテープ』のインタビューでは、自身の20歳という節目を振り返り、「5年後・10年後を想像しながら俳優を続けていかなければならない」という思いを強く抱いたと語り、俳優としての覚悟を示しています。
共演した大杉漣さんの「主演でも端役でも大杉漣を残すことが大切」という言葉や、阪本監督から監督とスタッフは一体という話など、様々な人から受けた影響が彼の演技哲学を形作っています。

補足情報

  • 出身高校や大学など学歴は非公表で、栃木県の高校出身と思われていますが詳細は不明です。
  • 家族構成も公にはされていませんが、父親の影響で洋画好きになったエピソードが語られています。

「杉田雷麟さんのデビュー秘話とその後の俳優人生とは!」まとめ

杉田雷麟さんの芸能界入りの背景には、「俳優なら続けてきたサッカーの経験が生きる」「刑事役も可能」という冷静な思考がありました。
その第一歩となったケアリーヴCMでの演技からオーディション、そしてドラマ・映画へと着実にキャリアを積み重ね、その後の道筋をしっかりと支えています。
特に佐藤浩市さんとのやり取りや、『半世界』での評価、マタギ文化への取り組み、語られる俳優としての志と目標意識──どれもが彼の成長と覚悟を示す重要な転機です。
今後もさらに多様な役柄に挑戦していく彼の演技と活躍に、大いに期待できる俳優です。

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