ムロジョン・アフマダリエフ選手は、ウズベキスタン出身の世界的なスーパーバンタム級のプロボクサーです。
2018年にプロ転向後、スピードと実力で世界王座に登り詰めました。
ここでは、ムロジョン・アフマダリエフの戦績を整理していきます。
目次
基本情報
ムロジョン・アフマダリエフ選手は、1994年11月2日生まれ、ウズベキスタン・チュスト出身、身長約166cm、リーチ約173cmの左利き(サウスポー)です。
アマチュア時代は、2015年世界選手権銀メダル、2016年リオ五輪バンタム級銅メダルという輝かしい実績を持っています。
プロ戦績の詳細
第1戦
- 日付:2018年3月10日
- 対戦相手:ダビッド・パズ(アルゼンチン)
- 結果:1回KO勝ち
第2戦
- 日付:2018年4月21日
- 対戦相手:カルロス・スアレス(アルゼンチン)
- 結果:4回KO勝ち
第3戦
- 日付:2018年7月14日
- 対戦相手:ルイス・モリーナ(アルゼンチン)
- 結果:6回判定勝ち(3-0)
第4戦
- 日付:2018年8月23日
- 対戦相手:ラモン・コントレラス(チリ)
- 結果:1回KO勝ち
第5戦
- 日付:2018年11月24日
- 対戦相手:イサック・ザラテ(アメリカ)
- 結果:9回TKO勝ち
第6戦
- 日付:2019年4月26日
- 対戦相手:カルロス・カールソン(メキシコ)
- 結果:3回KO勝ち
第7戦
- 日付:2019年9月13日
- 対戦相手:ウィルナー・ソト(コロンビア)
- 結果:4回TKO勝ち
第8戦:世界戦
- 日付:2020年1月30日
- 対戦相手:ダニエル・ローマン(アメリカ/WBA&IBF統一王者)
- 結果:12回スプリット判定勝ち
第9戦:初防衛戦
- 日付:2021年4月3日
- 対戦相手:岩佐亮佑(日本)
- 結果:5回TKO勝ち
第10戦:2度目の防衛
- 日付:2021年11月19日
- 対戦相手:ホセ・ベラスケス(アメリカ)
- 結果:12回判定勝ち(3-0)
第11戦:3度目の防衛
- 日付:2022年6月25日
- 対戦相手:ロニー・リオス(アメリカ)
- 結果:12回TKO勝ち
第12戦:初黒星・王座陥落
- 日付:2023年4月8日
- 対戦相手:マーロン・タパレス(フィリピン)
- 結果:12回スプリット判定負け(1-2)
第13戦:再起戦
- 日付:2023年12月16日
- 対戦相手:ケビン・ゴンザレス(メキシコ)
- 結果:8回TKO勝ち
第14戦:暫定王座決定戦
- 日付:2024年12月14日
- 対戦相手:リカルド・エスピノサ(メキシコ)
- 結果:3回TKO勝ち
第15戦
- 日付:2025年5月30日
- 対戦相手:ルイス・カスティージョ(メキシコ)
- 結果:8回TKO勝ち
総まとめ
- 通算戦績:15戦14勝(11KO)1敗
- 世界戦戦績:5勝1敗(うち3KO)
- 獲得王座:WBA&IBF世界スーパーバンタム級統一王座(2020〜2023)、WBA暫定王者(2024〜)
- KO率:73%以上
補足情報
- アマチュア戦績は約320戦300勝20敗とも伝えられ、高い実力と経験値を誇ります。
- 身長・リーチ・スタンスなどのフィジカルデータは166 cm/173 cm/サウスポーです。
- アメリカ・ニューヨーク(ブルックリン)を拠点に活動し、世界戦は主に米国内および欧州で実施されています。
「ムロジョン・アフマダリエフ|戦績からみるキャリア軌跡!」まとめ
ムロジョン・アフマダリエフ選手のプロ戦績は、15戦14勝11KO1敗という戦績で、特にKO率の高さとタフな王座戦での勝負強さが際立っています。
プロ転向からわずか8戦で2団体統一王座を奪取し、3度の防衛を成功させ、初黒星の後も即座に再起し、暫定王座奪取まで果たしました。
2025年9月14日にはスーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥との対戦も発表され、さらなる注目を集めている選手です。